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車輪、焼き嵌め加工
昨日、お客様から突発の入電があり、弊社にて車輪の焼き嵌め加工をしました
図面公差は0.1程度の締め代…普段ここまで大きな公差での焼き嵌めはやったことがありませんでした
まず、抜作業で油圧プレスの圧力Maxで、受け台(チャンネル)が見事に拉げてしまって、直ぐに客先に連絡、取り急ぎ機械加工で切削除去
シャフトは、同時進行で製作、車輪の内径公差を確認後、シャフトはめ合い公差を決定、仕上げ加工を経てキー溝、端面タップ加工して準備
最初に、車輪内径のわずかなゴミや、ザラつきを丁寧に除去
車輪をバーナー二丁であぶり内径をダイヤルゲージで確認、内径+0.15まで
広がったところでシャフト挿入(ドキドキの瞬間)さすがに+0.15もしているので引っ掛かりもせずすんなり定位置まで…
このくらいの大口径の車輪を焼嵌め…ちょっと感動しました
30年超この仕事に携わってますが、初めての事で熱膨張がいかに大きいかを思い知らされました、機械加工も、現場作業も、もの作りは奥が深いです
弊社の年配熟練工に、感謝と共に技術承継の難しさ改めて痛感です
一緒にもの作りしませんか?
弊社では、汎用旋盤をはじめ、NC機械(旋盤、マシニング)、ラジアールやキーシーター等を使って、色々な機械部品を作っています
また、千葉では現場メンテナンスの全般(機械O/H、配管、製缶)を行っております
手に職と思ったら、是非、一緒に感動を… もの作りは『面白い!』